2010-10-11

伝統とは・・

最近、ブログの更新がめっきりペースダウンしてしまってますが、もうちょっと張り切ってがんばりたいと思います

ロンドンに戻ってから、次の予定を練り練りしてました
出した答えが、ユーレイルパス(ヨーロッパの鉄道パス)の残り期間を考え、ベルギー、オランダ、スイスと南下していって、イタリアまでの長距離移動を敢行することに!
そして、またドイツまで戻ってきて、東欧を下っていくというプラン立てる
正直、イタリアにはあまり魅力を感じないので、短い滞在でいいからこんな感じでこれから行ってみようと考えてま~す
まぁどうせ途中で変更、変更の繰り返しやとは思うけど・・

とにかく、ロンドンについてもう少し書いておくことにします

みなさん、イギリスの料理と言えば何を思い浮かべますか?
もちろん、フィッシュ&チップスですよね
ということで、もちろんイギリスにおるんやから食べますわなぁ
俺は、基本的に飯がまずいなんてことは、あまり感じないほうで(舌がバカなのとはちょっと違います)、このフィッシュ&チップスにしても、昔にどっかの美食家が食べて、「揚げ物に揚げ物なんてひどすぎる!」という一言から、回り回ってまずいということになってんやろなぁ、ぐらいに思ってたんです
だって、実際俺がパブでバイトしてたときに作ってた、フィッシュ&チップスは普通にうまかったし・・・
だから、そんなわけあらへん!という思いで店に入ったんです

行った店は大英博物館近くのレストランみたいなところ

店内もそないに悪い感じやない

最初にどちら出身ですかって聞いてきたからちょっとびっくりしたけど、どうやら何カ国語かのメニューがあるらしい
From Japan.と答えると、日本語のメニューを持ってきてくれる
なかなかできるレストランやないですか
ここまで気配りできるんやから、飯がまずいなんてことあるわけないでしょ!

店に入る前からすでにメニューは決まっとったけど、ちょっと悩む振りしてフィッシュ&チップスとコーラを注文する
注文から10分、いよいよやつが運ばれてきた

ん~写真が暗い・・・
まぁそれはさておき、どうですか?このさっぱりした感じ
普通は、これにサラダくらいつけてもいいもんじゃないでしょうか?
フィッシュの方なんて明らかに揚げすぎやろ?もしくは油古すぎやろ?
さらには、意味不明の緑のペースト・・どっちに付けるかすらわからん
マジで見た目だけで食欲の湧かない一皿です
恐る恐る白身のほうにナイフを入れてみるとめちゃ硬い
ちょっと力を入れると、一気にボロって感じで端から崩れて、衣と白身が離れてしまった・・
てか、衣がめちゃくちゃ厚い!
もう、コンビニ弁当の海老の天ぷらなんか比にならんくらい衣が厚い、そして硬い
ナイフを入れた瞬間から、ぼろぼろ衣から剥がれていって食い難いことこの上ない
肝心の味はどうかというと、もちろんというかこんなんでうまいわけがない
まず、白身に下味が全く付いてない
それは、まぁあることとしても、衣にも全く味がついてなくて、これじゃホンマにパサパサの白身を油で食ってる感じで、食えたもんやない
ということはここで、緑のペーストの登場か?
緑のペーストがこの場を丸く収める、まるで笑福亭仁鶴さんのような活躍を見せてくれるんか?と考えて、思い切って相談してみることに(関西の人しか分からないネタです)
いや~ありえんことが起こるもんですね
緑のペーストには、ほとんど味がありませんでした
何て言ったらいいか分からんけど、東北の方の「ずんだ」の味とにおいを弱くした物みたいなやつです
フィッシュのまずさに疲れたから、絶対まずいことなんて有り得へんフレンチフライに癒してもらおうと、ケチャップとマヨネーズをかけて手を伸ばしたんです
・・・これは、さすがにショックでしたね
まさか、彼に裏切られることになるなんて
そう、彼は揚げられてすぐに出てきたにもかかわらず、マクドのポテトを一晩おいて翌朝レンチンしたときのような仕上がりで出てきたのです
それでも、マクドのポテトはまだ食えるけど、これはそれよりもっと下!
正直、食べ始めたときに全部食べきれる気が全くしませんでした
でも、さすがに残すのはもったいないから、コーラで流し込みながら全部食べたんです
ほんま、イギリスの料理はまずいって言われとるから、名物的なことでわざとまずく作ってるとしか思われんくらいまずい料理やった!
しかも、これで7.95£(1100円)コーラが1.5£(210円)とめちゃくちゃ高い!
チップ的なもんが要るんかどうか分からんかったけど、払うつもりなんか無かったのに 、なぜか会計が10.15£と、たぶんサービス料込みの値段払わされた
んで、10.5£渡したら当然のように釣りを返してくれんかった
さらに、チップを取られた・・・ホンマにどうなってんねん!!?
マジで二度とイギリスでフィッシュ&チップスを食うことは無いやろう

とまぁ、それだけのことで騒ぎすぎと言われれば、その通りやねんけど、とりあえずいい経験ができました

後は、ロンドンで泊まったホステルで大量の「Bed bag」つまりはダニのような生物に、数え切れんくらい噛まれました・・・
100箇所は越えてたと思う
ロンドンの「Hostel 63」というホステルで、毎朝女の子がシーツを換えてくれてるはずなんやけど全然効果が無い
初日に半そでで寝てもてやられたから、次の日はシーツも換えてるととこも見たし、長袖で寝るから大丈夫かなーと思って寝たら、今度は首という名前が付く箇所を全部噛まれとった・・・
朝起きたとき、隣のベッドの独り言おばさんもぼりぼり掻いとったから、みんなやられとるみたいやった
何で最初に「Bed bag」って言ったかと言うと、このBed bagというキーワードに、ホステルで知り合ったドイツ人のロビンが、ものすごい過剰に反応するんがおもろかったからです
この、ロビンはちょっとだけ日本語ができるらしく、いろいろ話したんやけど、その中でも、キリスト教に関する話はめちゃくちゃ興味深かった
今まで、敬虔なクリスチャンとそないにまじめに話したことが無かったから、いろいろキリスト教の知らない話を聞けて面白かった
写真を撮ったはずなんやけど、何故かなかった・・・

とにかく、半月以上居たイギリスにから脱出して向かうはベルギーのアントワープ

やっと、旅を再開します

3 件のコメント:

  1. ぺこりーん

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  2. 何でなんで最後そんな怖い感じにするん!?
    こんな怖いブログ、人生で初めてや
    そういうセンスあるよな

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  3. 伝統ってこわ〜い!

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