2010-09-19

いよいよ寒いわ!

バルセロナからバスで山道を3時間

ここはスペインとフランスの国境にあるアンドラという小さな小さな国

この国は、面積が金沢市と同じくらいしいかなく(って言ってもほとんどの人金沢市の大きさ知らんちゅうねん!)、人口は7万人弱とほんまに小さな国なんです

バスを降りてさっそく街の通りに行くとなにやら嫌な雰囲気

なんと、めちゃくちゃ運の悪いことに、俺が行った日はちょうどアンドラの国の祝日やった
ということで、こっちの人は祝日は祝日できちっと休んでまうから、当然店なんて全然開いてない
メインストリートもこの通り閑古鳥が鳴いている・・・

結局、市内観光は翌日

ところで、このアンドラと言う国は標高が1000メートルを超えてるから結構寒い
街の電光掲示板は、22℃とか16℃とか掲示板によって違う温度を表示してるから頼りにならんけど、体感では日中で18℃夜中で6℃くらいやった

さて、このアンドラと言う国、観光が主な産業なんやけど、もちろんその自然を生かした夏はトレッキング、冬はスキーと目玉はあるにしても、それだけで国の根幹を成す産業として成り立つかというとそれはなかなか難しい
じゃあなぜ観光という産業が成立するまでの集客力があるかと言うと、この国、実はtax havenの国なんです
島国にはよくあるtax havenやけど、ここはフランスとスペインという大きな国に挟まれた陸続きのtax havenの国なんです
ということで、もちろんそれ目的でフランス、スペインから大量に観光客が訪れるから観光産業が成立しているというわけなんです

なんで、こんなことになるかというと、この国のトップはフランス大統領とスペインのウルヘル司教という人が勤めていて、実質2国間の共有国みたいな位置づけやからこういうことになるんやね

もちろん、アンドラはピレネー山脈の山中にあるから景色もめちゃくちゃ良くて、それだけでも来る価値はあるとは思うんやけど

こんな感じで街のすぐ後ろには山が迫っとって街のどこを見ても壮観!


てか、俺が行ったのは首都のアンドラ・ラ・ベリャという街なんやけど、ホンマにちっちゃくて1時間もあれば旧市街と新市街の両方を見て回れる
旧市街も旧市街とは名前だけで結構新しい感じがする街並み

新市街の方にはなかなかモダンな建物も

この建物が以外に街にマッチしてんねんなぁ~

観光で食ってるだけあって、全体的にきれいでモダンな街並みをしとった

ここで、アンドラにまつわるちょっとした小ネタをご紹介
アンドラは第一次世界大戦に参戦しとったんやけど、なんとアンドラ国軍は総勢11人しかおらんくて、少なすぎたからフランスがヴェルサイユ条約の調印式の時アンドラの存在を忘れたまま調印してもたらしい
だから、形式上は第一次世界大戦が終わってないまま第二次世界大戦に突入したらしいよ
つまり、アンドラでは第一次世界大戦がまだ終わってないってこと!
今は軍事力を一切持たへん国やのに、まだ戦争中って・・・
なんか、面白い国じゃないっすか?

1 件のコメント:

  1. いつも思うねんけど、その雑学はどこから仕入れてくるの??笑

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