2010-09-24

ロンドン初日から・・・

パリを後にして、みんなの憧れEurostar(ユーロスター)でロンドンへ

イギリスはシェンゲン条約外やから、イミグレを受けてスタンプをもらわなければならない
このイギリスの入国審査が結構厳しいことで有名

ドキドキしながらパスポートを見せると案の定質問攻め・・
観光か?
‐ハイ
どれくらいいるんだ?
‐だいたい2週間
イギリスから出るときのチケットは持っているのか?
‐持ってない
どうするんだ?
‐現地で買う
どこに滞在するんだ
‐ロンドンのホステル
他には?
‐そこだけ
2週間どこを観光するんだ
‐ん~・・ビッグベン・・ミュージアム・・
他には?
‐ん~
2週間もいるのにそれだけか?
‐行ってから考えるよ
パリの前はどこに居たんだ?
‐アンドラ
その前は?
‐スペイン
日本を出てから他にどこに行ったんだ?
‐中国・・ロシア・・北欧・・ヨーロッパ
いつ日本を出たんだ?
‐パスポートを見ろよ!!(そんなに強くは言ってないけど・・)だいたい2ヶ月前
 ほんま、いい加減イライラしてくる
 どうでもええことばっかり質問しやがって!
 どう見てもただのバックパッカーやんけ!
 さらに質問は続き
イギリスの後はどこに行くんだ?
‐オランダに船で行く
日本にはいつ帰るんだ?
‐たぶん1年後くらい
へ~世界を旅するのか!いいねぇ~お金はどうやって持ってるんだ?
‐キャッシュカードを使ってる
そうか、分かった
ドン!ドン! (スタンプを押す音)
んじゃよい旅を!

で、やっと無事に通過
たぶん、この入管の人は乗客が少なくて暇やったからいろいろ聞いてきた感じやった

その先には免税店が並んでる

俺が乗ったEurostarは、英仏海峡トンネルを通ってロンドンとパリとかの大陸側の主要都市間を結ぶヨーロッパを代表する高速鉄道で、なんとその最高時速は300㎞に達するという、日本の新幹線と同じくらい速い列車なんです

パリ~ロンドン間を2時間15分で走ってしまう
でも、値段はやっぱりかな~り高め
もちろん、俺はユーレイルパスを持ってるからパス価格で買えたけど、パスを使っても1等で148€、2等でも89€と、他の高速鉄道は座席指定料の高くても17.5€だけで済むのに対してむちゃくちゃ高い!
なんでこんなに高いの?って聞くとトンネルを通るからだよって言っとった・・
お前らが勝手に掘ったトンネルやんけ・・と思ったけどしゃーないから2等の89€を払った
ちなみに、パス使わんかったらこの倍ぐらいするからほんま馬鹿高い!

パリを20:13に出発してロンドンのセント・パンクラス駅に世界標準時間の21:29に到着

とりあえず目星をつけていたユースに行って、部屋はありますかと聞くと「今日はいっぱいだよ」と言われて、「まぁ、そんなこともあるよな」と思い、近くの他のホステルを紹介してもらおうとすると、「いや~土曜日はこの辺の安宿はどこもいっぱいだよ!俺の知ってる宿も全部フルだしね」と言われた・・
そんなわけ無いやろと思って、外に出て違うホテルをあたってみてもやっぱりフル
てか、もうそこらじゅうのホテルの玄関ドアにFULLという紙が張ってある・・・
なんと、ロンドンの土曜日は周辺から遊びに来る人たちでロンドン中のホテルがいっぱいになるみたいや
そんなん知らんかったから予約せんと来てもた

どうしようか迷っていると、最初のホステルで会った、同じ境遇のフランス人と再会した
二人ともホテルが見つからんと苦労している者同士、一緒に探そうと言うことになって二人で探すことになったけど、もちろん一緒に探したからゆうて見つかる訳やない
しゃーないから、バスでビクトリアと言う場所に移動して宿を探すことに
でも、俺はその時ユーロからポンドに手持ちの現金を変えてへんかったから使えるお金を持ってへんかった
するとそのフランス人が、助けてあげると言って俺の分のバスチケット(2£)を買ってくれた
ユーロでその分の料金を払おうとすると「い~よ」と言っ受け取らんかった
なんて、ええ人なんや!

んでビクトリアに移動してホテルを探すも、やっぱりどこもフル
と、ここでまたしても同じ境遇のインド人のゲイカップルと出会う
このインド人達は「もうこなったら、バス停で野宿するよ!」というので、この時点で0時を回ってるしそれもありやなぁということで、俺等もその案に便乗することに
とにかく、これで同じ境遇の4人が集まって一緒に野宿することが決定した

それからは、野宿するバス停まで移動する間に中華の店で腹ごしらえ

ここでも、ポンドを持たず飯屋に入る資格のない俺にフランス人がお金を出してくれた
ほんま、つくづく優しい
と、ここでインド人がインド人の本領発揮
入った店は中華のファーストフード店みたいなところで、メニューには「SPICY」って書いてあって、かなり辛い料理を出す店なんやけど、食べ始めて「全然辛くない」と言って、テーブルに置いてあったチリソースを大量に投入して食べ始めた

それでも、「あんまり辛くないなぁ」てゆうとったから舌がバカになってんねやろなぁ
ちなみに、この二人はインド人のイメージ通り大学で数学を研究してるらしい
ホンマ、辛いのにしても、数学にしてもインド人そのままの二人やった

さて、腹もいっぱいになったところでいよいよ今夜の寝床に移動

インド人二人には何か思いつく場所があるらしく俺とフランス人は付いて行くだけ
そして、バスと歩きで着いた場所はホンマにただの廊下みたいなとこ
まぁそれでも、屋根があるだけましかと思いそれぞれのスタイルで眠りにつく

インド人二人は何でか知らんけど階段で寝だした・・・ようわからん

とにかくもう深夜2時を過ぎとったから早速寝ようとすんねんけど、いかんせんこの時期のロンドンは結構寒い
天気予報を見てみると最低気温が一桁になっとった
横を見ると、フランス人はスカートにストッキングていう格好で寒そうやったから、寝袋を貸したげようとしたら見事に断られた・・
そんなもんやから、なんか俺だけ寝袋で寝るんも悪いなぁと思って、そのまま寝ることに
うとうとしながら1時間半くらい経った頃、当然のように警備員が来て「ここで寝るな!」って言われて仕方なくまた移動
とりあえずその場を離れたはいいけど、当然4人には当てが無いから街をちょっとブラブラ

AM4:30くらいになってビクトリア駅に行くと、なんとシャッターが開いて電気が点いとる!
駅の中に入ると、明るくて暖かくてベンチがあって最高の環境!!
もちろん、そこで4人は再び眠りに入ったのでした

そうして朝まで寝て気が付くと、ちょっと離れたところで寝ていたはずのインド人2人の姿は消とった・・
AM6:30くらいになってフランス人も起きて無事に朝を迎えられたことを喜び合ってここで別れることに

奇妙な取り合わせでこんなことになったけど、これはこれで面白かった

3 件のコメント:

  1. よっくんご無沙汰です〜☆
    今日はお彼岸でおうちにおじゃまさせてもらってて、
    初めてブログ見せてもらったよ(^^)
    ハプニングもありながら、楽しそうに旅が
    出来てるみたいで何よりです♪

    も〜、色んな建物の写真、どれもキレイで
    うらやましすぎっ!!!
    結婚するまでにそんな自由な旅を
    しとくもんだったよ・・・
    今となっては叶わぬ夢。。。

    ま、そんな事はさておき、又よっくんの土産話を
    聞けるの楽しみにしてるからね〜 

    この先も、体調とひったくりには気を付けて(笑)

    じゃあまったね〜(^0^)///

    ☆りえ☆

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  2. 英語堪能風やな

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  3. 風には書いてますが、もちろん聞きなおし聞きなおしです・・・

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