2010-08-31

10日ぶりの・・・

しばらくの間更新が無くて、寂しい思いをしていた皆さんお待ちどうさまです
・・・って誰も待ってないっちゅうねん
こんなに更新無いのに、あまりに心配のメールが来んから、意地でも心配メールが来るまで更新せんとこうと思ったら・・・10日間も経ってしまっていました
結局、あきらめて更新を再開しま~す

この10日間の間に移動に移動を重ねて、今はポルトガルのリスボンまで来てます
コペンハーゲン(デンマーク)からアムステルダム(オランダ)→マルセイユ(フランス)→バルセロナ(スペイン)→バレンシア→ブニョル→マドリッド→リスボン(ポルトガル)と5ヶ国8都市を10日間で回るというハードスケジュールで動いていたのです

それもこれもすべては、8月25日にブニョルというスペインの片田舎の村で、毎年行われる奇祭「トマティーナ(トマト祭り)」に参加しちゃおうという魂胆からなんです!!
この「トマト祭り」という言葉、誰でも1度は耳にしたことがあるんではないでしょうか?
そうです、あのたくさんの人が集まってただトマトをぶつけ合うだけという、訳の分からんお祭りのことなんです

※この写真はもちろん自分で撮った写真ではないです

一応は収穫祭ということらしいけど
せっかく、この時期にヨーロッパにいるんだったら参加しない訳には行かないな、ということでコペンハーゲンで合流したカッシーさんと一緒に一路ブニョルを目指すことに!

正直、ブニョルの近くのバレンシアまで飛行機で行けば3時間少々で着く話なんです
しかーし、そこはさすらいの旅をしている最中の我々は、えっちらほっちら鉄道を乗り継いで5泊6日かけてバレンシアに向かうことにしたのです

そのおかげで、道中のアムステルダムでは2人とも1泊分記憶が抜けていたり、

バルセロナでは天才と語り合ったり、

マルセイユでは地中海に沈む夕日に頬を濡らしたり、

と、いろいろあったわけなんです

中でもやはりトマティーナは是非語るべきだろうということで次の更新で!

2010-08-20

まだまだオスロ

もう今はコペンハーゲンにおるんやけど、どうしてもオスロの物価のことだけは
書いときたくて、しつこくオスロのこと書きます
なんせオスロは世界でトップクラスに物価が高い都市

前回も出てきたケバブロール
単品で55NOK(約840円)
コーラ500mlとセットで75NOK(約1150円)
と、激高!!

次は朝飯その①
サラダと水がセットで46NOK(約700円)
バナナが2本で10NOK(約150円)
合わせて56NOK(約850円)

朝飯その②

サラダが50NOK(約750円)
バナナが10NOK(約150円)
合わせて60NOK(約900円)

かなり豪華な朝飯やな~・・・
ほんま、こんな国長く居れないっす
でも、日本のコンビニサラダとは違いボリュームはなかなかのもの

お菓子編

チップスのお菓子が21NOK(約320円)
コーラが15NOK(約230円)
お菓子も高いなーと思うかも知れないけど、こっちのは1袋に200gも入ってる
日本のポテトチップスなんて確か85gで120円とかだったから、これはそんなに変わんないかも
コーラはやっぱり激高やな

最後はやはり、バーガー系

バーガーキングのスタンダードなセット68NOK(約1040円)
見えにくいけど、ポテトの後ろにバーガーが隠れてます
ボリューム的にはマクドのビックマックくらいで、この値段はちょっと厳しいなぁ

食べ物の値段でしか比較してないけど、いかにオスロの物価が高いか
分かってもらえたんじゃないでしょうか・・・
でも、食べ物以外の服や家具、雑貨なんかは以外に安かったりもする
まぁ物によるんやけど、食べ物だけは確実に高いと断言できる
大使館の人も外食なんてそうそうできないよ~って言っとったし

今いるコペンハーゲンも高いけど、オスロよりは若干安いからまだましです

2010-08-19

事件勃発のオスロだけど・・・

先のようなアクシデントがあって、俺の中でオスロの印象が最悪かと言うとそうでもないんだなこれが!
あれは、ほんの一握りの人(事)であって、この街は結構楽しかった印象もあります
そんな、オスロのいい面も書いとかないと悪いな~と思って・・

まずは、やはりオスロといえば画家のムンクが一番有名!
オスロにある国立美術館は無料で入ることができ、その中にかの「叫び」も展示されているのだ

残念ながら、当然のように館内は撮影禁止!

ムンクのほかの絵は、実は結構普通の感じの絵が多い
「叫び」だけがあんなタッチで書かれてた
これは以外

駅前では、またもストックホルムのように無料でフェスみたいなことやってる

音楽のノリは「ハレルヤ、ハレルヤ」ゆうてめちゃめちゃいいのに、ここでも一部の人たちが盛り上がっているだけで、その他大勢の人はただ眺めるだけ・・
これは、もはや国民性とかじゃないな・・・人ってたぶん自分で金払って、そうゆう場にわざわざ行くみたいな、せっかくやから感がないとその場を満喫しようという思いにはならないのかもね

近くで売ってるケバブロールを食べる

ほんまにこっちでは、ケバブがかなりの市民権を得ている

この人に「Spicy?」と聞かれて「yes!」と言ったのが間違い!
辛いものが苦手な俺にするとめちゃめちゃ辛い!!
まぁおいしかったけど、「a little.」って言えてたらもっとおいしく食べれたかも
それにしても、俺ケバブばっか食ってんな・・・

あと、やっぱり見ておかないといけないのは、スノヘッタ設計のオペラハウス

建築に興味の無い人にはだから?って感じでしょうが、2009年のミース・ファン・デル・ローエ賞を受賞した作品だ

オスロという港町にすごくよくマッチした建物なんです
特徴的なスロープには、多くの人が思い思いに座ったり寝転んだりしていて、自由に建築を使っている様子は、設計者の思い通りの姿なんだろう
そういう、建築はやはりすばらしい
人を許容する場を持たせるということが、公共性をもった建築には必要なんだろう
・・・とか、ぽいこと言ってみたりね

「体を張って金を稼ぐファイアー坊主」

この後、この火の玉は彼のズボンの中へと入っていくのです・・・
恐ろしいことです

金くれっ!ってそりゃそうや!

「玉~屋~、鍵~屋~」
夏だね~
めちゃ肌寒いけどそれはそれで

後、ノルウェーといえばフィヨルド、オーロラの2大観光イベントがあるんやけど、オーロラは冬やしフィヨルドはチケット取られて、なんか行くなって事かなと思ったんで今回はやめとくことに
大使館のおじさんも、あれは一人で見るもんじゃないよって言っとったし・・・

てことで、今はもう次の街デンマークのコペンハーゲンにいます

半分折れた心をガムテープで応急処置

幸いにも泊まったユースがなかなかいいユースで、ぐっすり寝ておいしい朝食も食べることができて、体は元気いっぱいになった!

なんと、朝食にサーモンが出てくるんですねー、しかもビュッフェ形式なので食べ放題!
さすが、ノルウェー
これなら、まぁ1泊255NOK(約3700円)するだけはあるわ

さて、今日は大使館に行っていろいろすることに

大使館に着くと、状況を説明して相談に乗ってもらう
窓口のお姉さんはかなりきれいな人だ
3ヶ国語ぐらいをペラペラしゃべってる・・・才色兼備とはこのことか
・・・あっそんなん今はどうでもええんやった!

これまでのことを説明すると、さっそく警察に連絡をとってくれた
でも、警察のコンピューターがダウンしてるらしく、調べるのに時間がかかるといわれ待つことに
それにしても、警察のコンピューターがダウンするって、ものすごい事件じゃないんか??
とも、思うけどこっちじゃ日常的なんかな?
少しすると、ちょっとえらいさんみたいな人が出てきて、いろいろ詳しい話を聞いてくれた
コーラと柿ピーをくれてそれだけでも、なんて日本人はやさしいんだと思ってしまう

結局、捕まえた方の犯人は、ちゃんと留置場に入れられているらしい
でも、逃げたほうが捕まる可能性はかなり低いみたいだ
そうゆう犯罪はたいてい組織的に行われるものらしく、仲間が捕まっても助けたりすることはないらしい
しかも、ノルウェーの犯罪の刑期は短く、刑務所も設備がかなりいいらしく、それ目的で犯罪を犯す人もそう珍しくないらしい
そうなんです、高い税金はそんなところにも反映されてしまっているという、なんとも皮肉な話だ
とりあえず、警察とのやり取りは大使館に任せることにすると、もうノルウェーにいる意味がなくなったから、その日の夜行バスでコペンハーゲンに行くことにする
そうゆうのも全部調べてくれたし、ほんとやさしくしてくれる
帰り際には、ずっと話を聞いてくれていたおじさんに、餞別だといって500NOK頂いた
ほんと感謝です!

今回の件でかなり勉強になったから、もうこんなことがおきないように、用心して旅を続けて行きたいと思う
後は、キャッシュカードをどうするかという課題だけだったが、これはなんと!!親父が口座を作ってくれて、その家族カードをこっちまで送ってもらえることになった!
ほんとにありがたいことです!
そのキャッシュカードが届くまで2週間ぐらいかかるみたいだが、それまでの当面の現金は、20日にアムステルダムで合流する予定だった、シベリア鉄道で出会ったカッシーさんが、コペンまで来てくれるそうなのでなんとかなりそうです
ユースを紹介してくれた女の人には、このまま帰ると後悔するよと、旅を続けることを後押ししてもらったり、ほんと、いろんな人に助けてもらって何とか旅を続けることができそうです
人に助けてもらうことばかりに慣れるのはよくないことだけど、こういう緊急事態だったので今回はみんなの優しさに甘えることにします
また、この恩返しをどこかでできたらいいなと思いながら

えーまぁちょっと今回は心配をおかけしましたが、元気に旅を続けて行くつもりなんで引き続き暖かく見守ってもらえたらと思います

2010-08-18

オスロで野宿 ~失敗編~

前回の更新で書いたとおり野宿2日目にして、さっそく強盗にあってしまいました
前回の読んでない人は、そっち読んでから読んでください

AM4:00寝ているところに、ちょっとパリッとした服を着た2人組の男が現れて「セキュリティーポリスだ。パスポートを見せろ」と言ってきた
俺は、「ヤバイ、ここで寝たらアカンかったんや!」と思い、めんどくさいことにならないように素直に、寝袋の中にしまっていた貴重品財布を出しパスポートを男に見せた
と、そこでもう一人の男が、俺の手に持っていた貴重品財布をバッ!っと奪って逃走!!
一瞬何が起きたのか分からなかったが、すぐに「あっこれそうゆうこと!?」と理解して寝袋から出て靴下のまま走って追いかけたが、もちろん靴下対靴ということもあり、見事に逃げられてしまう
ご存知のように、俺は短距離が苦手なのだ(知らん人もいるか・・)
長距離戦に持ち込むにも靴下ではどうにもならない
しかも、でかい荷物と小さい荷物をそのままにして追いかけてきている
急いで寝ていたところまで戻ると、当然のようにでかい荷物も、もう一人の男に奪われている・・・「ヤバイ、これはほんまヤバイ!どうしよう・・・探すしかないよな?」

ということで靴下のまま街に探しに行くと、なんと俺のでかいバックを背負った男を発見!
てかそりゃ、朝の4時にそんなでかいの持って歩いてると目立つわ
ここで、冷静になってさすがに1対1じゃ勝てないかも知れないと思い、ばれないように後をつけて、警察がいたら捕まえてもらうことにしようと考える
追跡していると、その男は友達に出会ったのか、奪ったバッグのことを自慢したり、公園でタバコを吸ったりとかなりのんきな感じで歩いていく
すると、ちょうど警察がいたので「助けてくれ!あいつが俺のバッグを奪ったんだ!」と言って助けを求めたが、その警察は酔っ払いの介抱をしているところのようで、なかなか動こうとしない
その間にも犯人は逃げていってしまうので、「頼む早くしてくれ!」と言って引き続き犯人を追跡する
それから少し行ったところで、さっきの警察がパトカーで追いかけてきて無事犯人を捕まえてくれた
しかし、犯人はかなり驚いていたようだが、「俺は知らない。さっきそこで拾ったんだよ!」みたいな感じでとぼけている
「俺はずっと彼の後を付けて来たんだ!」と言っても「知らないよ」と白を切っている
警察に「彼の友達が俺の財布を持って逃げている」と伝えると
今度は「俺はずっと一人だよ」ととぼける
こいつほんまにええかげんにせぇよ!と思いながらも小さい荷物と寝袋と靴も無いから心配になり探しに行きたいと警察に伝える
すると後で、中央警察署に来てくださいと言われ
名前と電話番号を伝えてその場を去り探しに戻ることに

他の荷物は元居た場所にそのまま残ってた
一安心したが、財布は取られたままなのでどうしよう
とりあえず、後で警察署に行くしかないな

被害にあったのは、クレジットカードとキャッシュカード2枚、現金を4つの通貨で8万円、それにその日の朝から行こうと思っていたフィヨルドツアーの鉄道チケット2枚(12,000円相当)
これは、痛すぎる
中でも一番いたいのは、こういうことがあった時のために2枚持ってきていたキャッシュカードを2枚とも同じところに入れていて、それを取られたことだ
俺が馬鹿なんやけど、それにしてももうお金を引き出す手段が無いから、旅を続けるのが困難になってしまった・・・

とりあえず、カード類を止めて警察署に行くとなぜか警察署が閉まってる
なんと9時に開くらしい
何で警察署が24時間じゃないねん!と思いながらも時間をつぶして再び警察署へ
状況を説明して被害報告書を作ってもらって、犯人が今どうしているのか聞くと「俺はわからない」といってくる
調べろよとも思ったが、とにかく俺は犯人と交渉がしたと伝える
「もし捕まってる犯人が、彼の友達を呼んですべてを返してくれるなら、俺は彼らを訴えたりするつもりはない」と言っていると伝えてくれと話すと、笑いながら「O.K.」っていってる
「ほんまに伝える気あるんかこいつ?」と思いながらも、これ以上ここで言っても仕方なさそうなので、後は大使館を通してやっていこうと思い警察署を後に

大使館に行こうとすると、なんと日曜日なので閉まってる
仕方ないから大使館には明日行くことにして、とりあえず今日は宿を取って休むことに
でも、この時期宿無いから野宿したのに・・・
とそこで昨日もオスロの駅で出会った女の人と再会した
その人が紹介してくれたユースが空いていたのでそこに泊まることに

手元に残ったのは、予備で持っていた2万円とポケットに入っていた現地通貨で9千円ほどとクレジットカード1枚
ん~なかなか厳しい状況だ

とりあえず、今からどうやったら旅を続けられるか、必死で考えて行きたいと思います
今の心境はちょうどこんな感じ

なぜ、ムンクの「叫び」なのか?
それは、分かる人には分かるはず!
ちなみに全然関係ないことやけど、「叫び」はこの絵で描かれている人物が発しているのではなく、「自然を貫く果てしない叫び」のことであって絵の人物は、「自然を貫く果てしない叫び」に怖れおののいて耳を塞いでいるだけらしいよ!

2010-08-17

オスロで野宿 ~成功編~

宣言通りにノルウェーのオスロで、この旅はじめての野宿をすることに!

日中のうちに観光しながら街を歩き回り、野宿できそうな場所はないかと下見をして歩く
そうしていると、なかなかいい公園があったので、ここでできるんちゃうかな~と検討をつけておく
この公園なら他に野宿する人もいそうだし

夜になり野宿しようと検討をつけた場所へ行くと
・・・あれっめちゃ盛り上がってんな?
それもそのはず、その公園の周辺はどうやら夜になるとパブやバー、レストランがオープンしてめちゃ盛り上がるスポットなのだ
しかも、これが金曜と言うこともあってみんなすっごい盛り上がっちゃてんだ・・・
これは、酔っ払いに絡まれる可能性も十分あるな・・・どうしようかなと思っていると、突然公園の植え込みのスプリンクラーが回りだし、寝ようと思っていたベンチをビチャビチャに濡らしていく
あぁ~~・・・はいっ移動決定!
ということで、また重たい荷物抱えて酔っ払いの中を歩いて移動・・・

なんとか近くにあった高台で、海と街が見渡せる恋人の聖地みたいなところ発見!(朝撮影)

そこのベンチから見える夜景はこれっ!!ロマンチックですねー!

先客(カップル)がいたが、そこはお構いなしに隣のベンチに腰掛け寝る態勢を作り始める
最初、寝袋を出さずにベンチに横になる
そして、徐々に靴を脱ぎ、寝袋を出し、広げ、下半身を中へ、最終的に全身入ってしまうともうこっちのもの
そこは、すでに恋人の聖地ではなく、俺のホテルへ変化している
と、ここでカップル退散

寝袋はなかなか温かくていい感じだ
mont-bellの2009年式「Super Stretch Down Hugger ♯04 long」 -17,000円也

でかい荷物は枕に

小さな荷物は兄貴に借りてきたワイヤーロックで体と結びつけて、大事なもの(パスポートとかカード類とか)は寝袋の中に入れた寝た

こんなところカップルしかこーへんから、逆に安心やろと思い深い眠りへ

00:30に寝始めて07:30まで7時間ぐっすり寝れた
以外にも、自分の神経が図太いことにビックリや!
初めての野宿やったから、寝る場所選びとか荷物の管理のしかたとか、要領が悪かったかもしれないが、まぁなんとか無事に朝を迎えることができた
野宿経験者から言わせると、全然アカンやんって感じなんやろーけど・・・
何回かやってくともうちょっと上達していくだろう

さて、タイトルをみて「んっ!?」と、思った方鋭いですねー、まぁ誰でも思うとは思うけど
そう、今回は成功編となってます
てことは、もちろん失敗編もあるわけで・・・
残念な結果になっちゃたわけで・・・
次回、その失敗編の一部始終をお届けします

2010-08-15

ストックホルムで思い出ストック

北欧最大の都市ストックホルムに上陸!
今回ユースは、ガムラスタンという旧市街の中で、観光の中心地にある
観光ハイシーズン&北欧価格があいまって、ユースのドミにもかかわらず、1泊240SEK(約3000円)というぼったくり価格を提示してくるが、他にどこにも空きが無いので泊まることに
ちなみに、ほんま普通のドミ

まぁユース自体が観光地の真ん中やから、街歩きするには持って来い
ユースを出て少し歩き路地を覗くと、中世ヨーロッパの風が通りぬけてくる

旧市街を歩き回っているとおじいちゃんおばあちゃんが、広場で何かやってるのを発見

何かのスポーツのようだ
最初に目標となる玉を投げて、それに向かって銀の重そうな玉を投げる
どれだけ近くに投げれるかを競うらしい

持ち玉は一人3球で、みんな投げ終わると距離を計測して勝敗が決まる

すぐに玉を拾って、反対方向にむかってまた同じことを繰り返す

ただ、みんな黙々とこれを繰り返すだけ
最初の一投目で、目標にニアピンしても盛り上がることは無い
勝った人がガッツポーズをすることもない
ガッツポーズが禁止されてる相撲でも、もうちょっと喜ぶで!?
ただ淡々と繰り返す・・・
何がおもろいねんっ!!?
みんな、同じ色の玉やから遠目には誰が勝ったんか全然わからんし・・・
観光地の真ん中でするなら、もうちょっとギャラリーを意識した感じでやってもらいたいもんや!

「めっちゃ笑顔のライオン車止め」

「後、北欧にはSUSHIバーがめっちゃ多い」

売りはもちろんサーモンの寿司
それって日本じゃ邪道ちゃうんかなぁ?うまいけどね

夕方ごろになると、いたるところでフェスみたいなのが始まった
これは 「STHLMs KULTUR FESTIVAL(Stockholm Culture Festival)」というイベントらしく、8/10から5日間にわたって街のいたるところで、250組のアーティストが、アートや音楽などの出し物を行うというものらしい
しかも、その99%が無料という、すばらしい税金の使い道(企業の広告とか全然無かったからたぶん)をしたイベントなのです

「ロックぽいの中心のブース」

「アフリカの音楽っぽいブース」

「インスタレーションブース」

しかし、意外なことに音楽ブースとかで、客が全然盛り上がってない
結構盛り上がるのにいい感じの曲でも、みんなほぼ直立不動で聞いている・・・
そうゆう国民性なのか?
それとも逆にお金を払ってなくて、ありがたみが無いから盛り上がらんのか?
まぁ、個人的になかなか楽しめたから全然問題ないけど

ストックホルムは、夜の街もまたきれいなんだなぁ~

でも、この暗さになるまで待つのはかなりしんどい
なんせ、22時になってやっと日が暮れはじめるから・・・

次はノルウェーのオスロに向かいます
ノルウェーは世界でもっとも物価が高い都市のひとつ・・・もはや、宿は予約してません
はい、この旅初めての野宿を覚悟しました
次はそんな小鹿が寒空のした震えながら、都会におびえながら眠りにつく様子をお伝えできると思います!

2010-08-14

Half-day tour in helsinki

今日はタリン~ヘルシンキ、ヘルシンキ~ストックホルムへと、主に移動の日

タリン~ヘルシンキ間の船はタリンク社のシリアライン「スター号」
前回のブログで犬が、船長になりたがっていたやつです
船内はこんなん


両国とも、EUに加盟しているためイミグレなどは一切無い
たった、2時間の船旅なのでもちろんキャビンは取らず、デッキやレストランの椅子に座って過ごす
この船、なんと船内にwi-fiが飛んでいるのでネットし放題というすばらしい設備がある

ヘルシンキ到着
到着すると早速の豪雨・・・


だから、移動の日の雨は嫌だっつってんのに

ターミナルから中央駅に向かうバスの中で出会った、ヘルシンキに10年住んでいるという親切なおじさんが、ヘルシンキの観光名所などを教えてくれた
そのおじさん曰く、北欧は税金が高い分医療費が安いというイメージがあるけど、実は無料で医療を受けようと思うと、半年くらい待たなければならないらしく、実際はお金を払って私立の病院に行くらしい。じゃあどこでその高い税金の恩恵を受けているかと言うと、教育だったり住宅だったりがほとんどらしい

時間も限られているので早速街歩きへ


なんてシャレてんだろ!
建物自体は古いものが多く、いわゆる中世ヨーロッパ(?)の外観をしている
その中におしゃれなカフェや雑貨屋、服屋、百貨店などが入ってる
大通りの真ん中には公園があり、気候がいいからみんな好き好きにゆっくり時間を過ごしている

仙台にもこんな感じの通りがあったはずなのに、なんでこんなに雰囲気が違うのか?

「ねぇ、もう別れましょ。」
「んっ、今日はエイプリルフールだったかな?」
「・・・面白くないわ。そうゆうところが我慢できないのよ」みたいなの

昼飯は親切おじさんが、「みんなだいたいサンドウィッチかハンバーガーかケバブを食べるよ」といっていたので、サンドウィッチやハンバーガーは食べ飽きていたからケバブを食べに行くことに
しかし、そこはやはり北欧!昼飯でも8~10€は当たり前!
ちょっと高いなぁ~と探し回っていると5.5€でケバブが食べられるとこ発見!

なかなか、ボリュームがある・・・しかも、めちゃくちゃ脂っこい
あと、すごい味が濃いってゆうか、塩コショウ効きすぎ!
食べ終わって、皿に残った油を見ると気持ち悪くなった・・・

とにかく腹も膨れたから、北欧デザインに触れに、ショップ兼ギャラリーみたいなところに


やはり、北欧のデザインはすばらしい!
日本にも、こういう店はよくあるけど、どこも見たことあるようなのが置いてある事が多い
でも、ここは逆に見たこと無いものしか置いてなかった!!
木を使ったものはもちらん、電化製品のデザインが日本のような機能重視のデザインではなく、使うことが面白くなるようにしよう、という意思が感じられる
こんな、ベッドに子供が寝てたらどんなにかわいいものか・・・きっと上の段の取り合いになるんやろなぁ

姪っ子二人に贈ってあげたいが、金銭的に日本に帰るのが半年は繰り上げられそうなので今回は見送ることに・・・ごめんね幸桜ちゃん、陽香ちゃん!

青空市には、土産物や野菜、果物、飯屋なんかが出ててかなりにぎわっている

「ちなみに値段の表示は€/㎏です」

北欧では、唯一フィンランドだけ€が使える

そして、夕方の船でストックホルムへ向かう
今回の船はヴァイキングライン
キャビンはこんな感じ
ちなみにこの部屋一番安い部屋で、なんと車とかを乗せるデッキより下にある
もちろん、窓は無い・・・なぜなら、海の中だからね
カーテンめくると壁!
タイタニックみたいになったら真っ先に溺れ死ぬ寸法です・・・

とりあえずtax freeでビールとつまみを買い一人で晩餐
同じ部屋には、アンゴラ出身の男の人とソマリア出身の男の人2人と一緒になったが、すっごい早口の英語で、何言ってるか全然わかんなかったから、「あ~眠い」っていって就寝
明日はストックホルムでござい!

2010-08-12

世界遺産の街 ~タリン~

サンクトぺテルブルグからタリンへバスで移動する
朝から雨だ
移動の日が雨になると最悪だ

バスに乗り込むと俺の番号の席に人が・・・
というか、みんな前からつめて座ってる
ん~この番号はいったい何のために付いているのか


ロシアとエストニアの国境でイミグレを受ける
レジストレーション(以下レジスト)の件が気になったが、何の問題も無くすんなり通り抜けれた

この下はロシアに行こうと思ってる人だけ読んでくれたらいいです
レジストとは、「外国人はロシア国内に入って一つの都市に滞在する際、72時間以内(休日や列車移動中を除く)に外国人滞在登録をしなければならない」という規則のことで、それをしなかった場合、街中で警察にパスポートチェックをされた時なんかに、ややこしいこと(金銭要求されたり)になるんですね~
昔は、イミグレの用紙にスタンプが押されるタイプだったみたいだけど、今はレジストするとカードを渡されてそのカードを持っていることが証明になるみたい
んで、その都市を離れるときはそのカードを返すという仕組みになっている
モスクワでは72時間以上滞在するので、ユースで別途金を払って(700P約2300円)イミグレをしたんだけど、手続きはしてたみたいだけど、結局カードはもらえなかった・・・
思いっきり金の払い損だ
一昔前は警察も頻繁に観光客にパスポートチェックを要求してたみたいやけど、今はほとんどそんなことも無いから別にレジストしなくてもいけるみたい
もっとも、ロシアはバウチャー旅行(全工程をあらかじめ決定してビザを取って旅行すること)が基本なので普通は、ホテルに泊まるからその時レジストしてもらえるので、全然関係ない話なんですが・・
でも、俺みたいなバックパッカーは、みんなダミーのバウチャーを取って自由旅行をしてるからユースに泊まったりすると、そうゆう問題が発生してくるってことです

エストニア入国もスムーズ
エストニアに入ってからはのどかな風景が続く

そして、タリン到着

タリンは、旧市街が世界遺産に登録されていて、街並みがとてもきれいな街だ

13世紀以降、その立地条件からいろんな国に戦争の拠点として占領されてきた
エストニアの歴史は戦争の歴史といっていい

港に出るとそこには、バルト海が広がり風が心地よくすばらしい
「氷室京介ばりに風をうけて」

この、サングラスがダサいとの指摘を受けましたが、そうなんでしょうか?

「俺もいつの日かあの船の船長に・・・」
 
と、この後事件発生!!
20EEK(エストニアクローネ)のジュースを買った時、500EEK払ったのに80EEKしか返ってこなかった
そのことを、売店のおばちゃんに言うと「わかんないよ、知らないよ」「まったくジャポネは怖いわね~」みたいなことをいってくる
「おいおい、そんなわけないやん!俺は ユース代を払おうとして100EEK札が無かったから、崩そうと思って買ったんやから500EEK払ったに決まってるやろー」
と、心の中で叫び、実際にはNot enough money.とかI paid 500EEK.とか単純なのしか出てこーへん
しつこく粘ると、8:15分にお金数えるからまたそん時来いといわれ時間をつぶしもう一度行くと、普通の顔して400EEK返してくる
やっぱ、間違えてるやん!!
おばちゃんからは、ごめんの一言も無い・・・手振ってるし・・何なん?
まぁ返ってきたからええけど、ほんまに油断も隙もあったもんじゃない

戦いを終えてユースに戻ると、日本人のおじさんにビールをご馳走になる
久しぶりのビールは五臓六腑に染み渡ったなー!
こっちのビールはペットボトルで売ってることが多い
2ℓで150円ぐらいと以外に激安だったりする


タリン2日目

今日、ヘルシンキに移動する予定だったが、調べてみるとヘルシンキの宿がめちゃ高な事が判明したから予定を変更して、タリンでもう一泊して次の日にヘルシンキに移動して、そに日のうちにストックホルム行きの船に乗ることに
タリンク社でタリンーヘルシンキのチケットを買い、ヘルシンキーストックホルムも予約しようとするとなんと満席!
次の日ならあるといわれたが、それじゃ意味が無いので他の会社のも調べてもらうと、ヴァイキングラインの船なら空いてると言われそちらへ
でも、タリンクなら30.5€でヴァイキングラインなら70€だ
この差は大きいが、計画を変更するのがめんどくさいのでしぶしぶそのチケットを購入

これなら、ヘルシンキで一泊できたんじゃないの?とも思ったけどまぁいいや

後はまた街へ

こんな、交通標識も
「あんた服どこで脱いできたのよ!ほんとにうちの子は~」

歩いていると突然雨が・・・

いやっ、めっさ晴れてんすけど・・・なぜに雨が?

ちなみにタリンのユースはこんな感じ
「プライベート0なユースのドミトリー」

明日からいよいよ北欧突入で~す